Elsyu investors

当ブログは、株式投資を通じて社会に貢献することを目的としています。

為替が大きく円安に、米国債長期利回りが3%接近。

米国債の長期利回りが3%付近まで上昇したことを受けドル高の流れが形成されています。23日には為替レートがおよそ1円ほど円安に動き108円後半へ。その影響もあり日本株には買い戻しの動きが起こり、24日終値日本株は上昇して引けました。

 

理由は米国債10年物の利回りが3%付近まで接近したことでのドル高によるものです。ちなみに記事執筆時点で為替レートは109円台に突入しました。さらには日銀の黒田総裁から日銀の目指す物価2%の安定上昇には程遠く、引き続き金融緩和を続けていく必要があるとの話があったことから円売りに。これらが合わさり為替レートは大きく振れたわけです。

 

もともと日本の輸出企業のが想定していた為替レートは109円66銭と言われています。日本企業の先行き見通しは為替差損から下方修正を余儀なくされるだろうという考えだったものが、ここにきて為替レートが戻ってきたことから再び強気な予想をしてくる可能性もあり、企業の決算期待に拍車がかかっている状態です。

 

NY株式市場はこれから開くので、この長期金利が市場でどう反応されるのかはまだ分かりませんが、何度も同じ材料で相場は動かないと思います。いずれにせよ、3%くらいまでであれば相場に大きな影響はないのではないかと思います。

 

ただし、これが3.5%とか、そのくらいの利回りにまでなってくれば話は変わってくると思います。もともと今年は利上げを3回するというのは既定路線でしたし、それに伴って長期金利が上昇するのは明白でした。上昇の速度が速すぎるということで調整に入りましたが、本来は3%まで行くのは予想の範囲内です。

 

ただ、ここからさらに加速度的に金利が上昇して行くのであれば先行き見通しに変更しなくてはいけないでしょう。利上げ回数が増加するとか、景気の先行きがまた変わるとか、過剰なドル高が及ぼす影響も出てくるでしょう。

 

FXもうまく使いつつ、株式投信は買い増しの方向性でいいと思います。特に日本株については為替が円安になれば色々と好材料なので歓迎すべきですね。基本的にジェイリバイブはまだホールドします。

高すぎる期待が仇となるか、企業決算への反応

2月の雇用統計以降不安定な相場が続いています。

米国債の長期利回りが急騰したことから株式のまとまった売りが発生し、連鎖反応的に株価下落が起きました。ほどなくして落ち着いてきますが、トランプ大統領の発言から米中貿易摩擦懸念、自動運転中の事故による法規制強化懸念、シリア問題、ツイッターでのアマゾン批判、フェイスブックの情報漏洩等様々なマイナス材料から相場は軟調に推移しました。

 

売り材料に事欠かない反面、買い材料が無かったため不安定相場はそのまま4月中旬まで続きました。

 

現状の市場環境で、唯一と言ってもいいほどの買い材料は企業の第一四半期決算でした。様々な予測で今回の決算発表は素晴らしい数字になるだろうと予想されており、現状株を買い上げる材料がこれくらいしかないため非常に期待を負っている状態です。

 

これはあまり良くない状況だと思います。成長の罠について、どうして成長企業が投資家のリターンに結びつかないかというと、「期待が高いから」というのが理由な訳です。

 

この場合、株価を上げてくれる材料は企業の決算しかない、各所で今回の決算は良好だと言われてるから、これを機に今の相場を再び上昇相場に戻してほしいと投資家が期待をすればするほど、少しでも期待に届かない決算が出た場合の失望はより大きなものになるのですね。

 

例えば何年も待たされ期待されていた映画が微妙な仕上がりだったように、久しぶりに会う初恋の女の子が思ったよりも老けこんでいたように、人は期待が高ければ高いほど無意識にハードルを上げて正しい評価ができなくなってしまうのです。

 

逆に期待されていなかった企業が思ったより良い決算内容だった場合はむしろ株価は高騰したりします。重要なのは内容云々ではなく、投資家の期待度なのです。

 

ここ最近の決算発表では、数字は悪くないのに株価は思ったより上がらなかったりするのはそう言った投資家心理が影響していると思います。勿論、業績は悪くないし経済も堅調なのに投資家が勝手に期待しすぎて株が必要以上に下げているのなら、それは絶好の買い場なのではないでしょうか。私は日経平均株価TOPIXは信用していませんが、優秀なアクティブファンドなら日本株でも十分先行きに期待はできると思いますし、海外株も今まで熱くなりすぎていたのですからもっと下がってもいいくらいで、下値を拾っていくことが大事だと思います。

 

こういう下落相場では長期投資家にとって買い場なのであって、基準価額の低下は我々個人投資家にとってはセール価格なのだと思えばいいのです。

ギャンブルになったら負ける

株の世界も為替の世界も、相場をやっている人なら身をもって認識していることではあると思いますが、トレードを行う際、そこに少しでもギャンブルの要素が入り込めば負ける可能性が非常に高まります。

 

例えば個別株を売買するとき、どうしてその銘柄を買おうと思ったのか、どうしてそのタイミングで買おうと思ったのか、どこまで株価が動くと予想しているのか、それは何故か。こういった部分が自分の中で明確にない状態で取引をすれば、大方負けます。利益を出せる時もあるでしょうけど、それはあくまで運の部分が強く、長く取引をしていけば勝率は次第に下がっていくでしょう。

 

特に危険な行為は、上がるだろうとか、下がるだろうとか株価の先行きを期待と願望でホールドすることです。この時点で自分の損益を運否天賦に委ねているわけですから、それは最早丁半博打と変わらないことになります。

 

偉そうなことを言っていますがそんな自分もまだまだ道半ばです。最近は面倒になってしまってファンドに預けてしまっている部分もあります。というか大部分は預けてしまっています。

 

ある年、目標50%のリターンを掲げて株の売買を行っていた時がありました。マザーズ市場の株を積極的に売買して、うまく流れに乗れたりして、2ヶ月しないで30%以上のリターンを出せていました。このままなら目標は年の前半に行っちゃうんじゃないかと調子に乗ってたくらいです。

 

しかし、そうやって調子になっていると痛い目を見るものです。保有株の決算、持ち越すか売るか迷った挙句持ち越すことにしたのですが、結局20%以上の下落に見舞われました。

 

その後の相場は不安定で、結局半年がすぎても全然リターンが出ませんでした。日々株価の値動きを監視し、売買を繰り返し、神経すり減らしても成果は出ませんでした。しかし、ジェイリバイブを年初からもっていればその時点で25%以上の利益が得られていました。

 

それに気づいた時、自分で売買するのが面倒くさくなってしまい、預けっぱなしにすることを選びました。株と違ってすぐに成果が目に見るわけではないですが、お金を預けっぱなしにしていても大きく増えていたのだなと思ったら今までの行いがバカバカしく感じられて、ファンドに預けっぱなしにするようになりました。

 

話が若干違う方向に行ったかもしれませんが、何が言いたいかというと、運頼みでトレードするのはやめましょうということですね。

上がらない日本株

こんばんは。今日も日本株は上がりませんでしたね、予想はしていたものの、やはりこの国の株式は長期的に信用できないですね。

 

米国株式が上昇の流れにある中日本株が上昇しない要因としては、主に日米首脳会議により貿易関係で日本が不利になる流れを受けることでの株安懸念、米財務省の為替報告書により依然として日本は監視リストに入っているため政府として円安に向かう政策を推進できないこと、市場そのものが為替と外国投資家頼りであること、日銀の金融緩和が下支えになっていることなどなどが挙げられます。

 

私はジェレミー・シーゲル氏の提唱する「成長の罠」は正しいものであると考えているので、将来的に成長性の見込めない日本という国に投資しても、それなりのリターンを得られるであろうとは思っています。

 

ただし、現在の株価が、本当に日本の正しい評価を反映したものであるかに関しては、甚だ疑問を感じざるを得ません。すでに市場は官製相場の形を成しており、2017年に関してももっとも日本株を買ったのは日銀だと言われています。

 

そもそもアベノミクスというのは極端に言えば円安株高政策であり、そのために年金運用の株比率を上げてまで株式市場にお金を投入してきました。すでに短くない期間この政策を続けていますが、日本の経済はいまだに回復の様子を見せていません。政府の発表する指数では景気の上向きを感じられるような数字が出ていますが、現実に雇用が増えているのは小売外食介護といった分野であり、全体的な実質賃金は増加傾向には至っていません。

 

日本とアメリカではそもそも経済学に関する教養やファイナンスに対する認識に大きな違いがあります。戦後から今日まで政府主導でこの国は発展してきましたが、現在では国も国民の面倒を見る余裕がなくなってきており自立を促している状況にあるわけですが、基礎的な教育が行われていない状態で放り出されても国民はどうしたらいいのかわからずあたふたするしかありません。

 

ひふみ投信を運用するレオスキャピタルワークスさんも純資産の増加を受け大型に投資せざるを得ない状態になった現在、日本国内で積極的に投資したい先が見つからず米国株に投資している現状があると思います。

 

長期的には日本株保有しているだけでは大きな利益を得ることは難しいでしょう。

つみたてNISAは定着するのか

今年から金融庁が推進している新しい少額非課税制度であるつみたてNISA。毎年40万円という微妙な枠内を上限に最大20年間のうちに発生した利益に対する税金が非課税になるという制度です。

 

金融庁は強力にこの制度を周知徹底させ浸透させるよう金融機関に推しているわけですが、金融機関の反応は薄く、ジュニアNISA同様認知度は低い状態です。

 

それもそのはずで、つみたてNISAは金融庁が独自に設定した条件に適応する投資信託のみを購入対象とし、購入手数料は無料となります。ほとんどがインデックスファンドになるため信託報酬も少なく、金融機関の収益としてはほぼないようなものです。

 

銀行や証券会社はあくまで営利企業です。利益を出して株主に安心して株を保有してもらうためにも、企業として成長発展していくためにも、収益はしっかりと稼がなくてはいけません。それなのにほぼ収益にならない制度を、自分たちは普及する努力も大してせず押し付けた挙句、金融機関が活動していないと批判する金融庁の姿勢はどうなのかと思うわけです。

 

ただでさえマイナス金利政策等によって銀行収益は圧迫しています。事業性や住宅ローンの金利は下がるばかりで収益は悪化し、相場も不安定なため投資利益も限定的でしょう。そこにきて利益にならない仕事を押し付けられれば、金融機関だって反発するでしょう。

 

元々は税収確保のために軽減税率を終了させ、税率20%に戻す代わりに作ったような制度であるNISAですが、これだって額を大きくすれば税収が減ってしまうからであり、また現政権の方針である株高政策の一環です。実際に自国の株を国民が買い支えることは経済学的にも正しいことではありますが、経済学やファイナンス理論も学んでいない人たちに株式投資の重要性を説いても理解されるはずもありません。

 

20年という根拠の理解できない半端な年数なのもよくわからないですし、最近は制度が複雑化されて金融機関の人間でさえ完全に把握されていないでしょう。長期投資の重要性は分かっていますしインデックスファンドのメリットも理解していますが、そう言ったことを国民に認知させていくのも役人の仕事ではないのですかね。それを全て民間に丸投げするという政府のやり方には金融機関の納得していないでしょうし、平均で割ると月3万3千円しかつみたてできないというところにも不便さを感じます。個人的には、この制度は定着しないと思いますね。

3月米雇用統計発表。

本日、日本時間の21時30分、3月の米国雇用統計が発表されました。

毎月第1週の金曜日に発表のあるこの指数、FRBも注目する指数であり、為替相場においては短期的に変動する月一の大きなイベントの一つです。

 

さて、今回の雇用時計は、非農業部門雇用者数が予想である18万5000人を下回る10万3000人増であったこと、失業者数が予想の4.0%よりも弱い4.1%であったことから瞬間的にドル安円高に推移、瞬間風速的に25銭ほど下落。その後いわゆる全戻しになったものの、その後は次第に弱含みにな推移に移行しています。

 

こういうイベントものは、値動きが荒くなるので利ざやを稼ぐチャンスでもあると同時に、判断を誤れば大損ぶっこいてしまうギャンブルのようなものです。為替で飯食ってる人達からはどちらに動いても全戻しになるだろうと予想している人は多かったようですが、こういう時は調子に乗ると足元すくわれるので売買する方は気をつけましょう。

 

正直なところ、私も行ってこいになるだろうとは思っていましたが、微妙なポジションでロングしてしまったため大した利益になりませんでした。まあ、そんなことはいいんです。いずれにせよ、現時点ではまだまだ株も為替もトレンド転換とまではいきませんね。

 

相場に関しては、次の材料は企業の決算でしょう。今月後半まではおそらくトレンド転換はしないのかな、なんて思ったりします。ただ為替は次第に底堅くなってきているようですし、悪材料が出ても敏感に反応しなくなってきていると思います。今はやはり仕込み時期というか、今後のための助走期間なのでしょう。

 

今夜も現時点ではあまり大きな上昇は期待できないでしょう。長期投資家にとっては面白くない相場がしばらくまだ続きますが、こういう時はじっと我慢するしかありません。それか、短期売買を余剰資金でやって退屈を紛らわすのもいいかもしれないですね。まあ、短期投資の方が難しいですけど。結果がすぐに出る分面白いのは間違いないです。

 

f:id:Elsyu:20180406222109j:plain

明日の雇用統計に向けての動きか、トレンドの転換点となるのか。

こんばんは。夜遅くに更新は出来るだけ避けたいのですが、色々やってるとダメですねどうも。更新も滞りがちになってしまって反省です。

 

さて、現在のマーケット、マイナス材料を消化しつつ緩やかに今後の雇用統計や決算に向けて進んでいるように感じます。懸念材料は織り込みつつありますが、とはいえ相場はまだ下落トレンドが解消されたわけではありません。一段の上昇が確認されればとりあえず安定はしてくるものと思います。

 

米中の貿易関係に関してはメディアが騒いでいるような貿易戦争には発展しないだろうと判断されます。水面下では交渉が行われ、お互いに妥協案を探っている感じ。持ちつ持たれつの関係ですし、表面上には出てこない別の意図があるのでしょう。

 

トランプ大統領のアマゾン攻撃なども意図あってのことでしょう。自身の発言が株価の下落を招くことくらい、トランプ氏も理解しているはず。投資家や国民を敵に回す発言をただただするようなことはしないはずです。株価が上昇するためには一度下げて助走をつける必要があります。今はその時なのだと理解したいものです。

 

最近再開したFXは、現時点ではまだ3.8%程度の利回りしか出せていません。相場が不安定なのもありますが、自身の経験不足の致すところでしょう。今後も勉強します。

現在の為替は107円前半と後半の中間くらい。ドル買いの圧力強しと言ったところ。ここからどう動くかは明日の雇用統計の結果でも変わってくるでしょう。

 

今後このブログではマーケットの情報や投信の商品案内とかもやっていければなと思います。しっかり更新できるよう努めてまいりますね。