NOVEL TAILOR Elsyu 〜ノベルテーラーエルシュ〜

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海外分散投資は必要なのか

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資産運用を行う際、よく言われるのが「世界に分散投資をしよう」と言うものです。これはリスクの分散の一つで、一般論として各国の経済成長率や政治問題など色々な要素で成長し続ける国もあれば衰退に向かう国もあるものの、世界全体では毎年3%程度成長し続けていると言う資本主義の原則に則り、世界そのものに資産分散を行えばその恩恵を受けられると言うもの。

 

「卵を一つの籠に盛るな」と言う言葉があるように、一箇所に集めておくと、そこがダメになった時に総崩れになってしまうのを防ぐ効果もあると言うもの。

 

ただ、バフェット氏の考えを信奉する者としては、これはどうなのかと思う訳です。投資の知識が無く、また投資の勉強に費やす時間もない方であれば幅広く世界に分散されたインデックスファンドを持つのが一番の選択肢でしょう。

ただ、あくまで株式投資を考えるのであれば、一番のリスクとはよく知りもしない会社に自分のお金を投資する事そのものではないでしょうか。

 

分散投資とは、AがダメでもBで相殺できる。総じて全体がしっかりしていれば良くなると言うもので、そうなってくると各企業の業績はあまり重要ではなくなります。バフェット氏がマーケットを上回る利益を出せるのは、マーケットを上回る利益を見込める企業に集中投資しているからであり、過度な分散はリターンの低下の要因になります。

 

そうは言っても、今や先進国はこれから高齢化社会を迎え、人口も減少していく。衰退していく国では利益も尻すぼみするだけだろうと言うのはあります。だからインドや中国のように高い成長をしている国に投資するべきだと。

 

しかし、グローバルに販路を持つ企業であれば、間接的にその国の経済成長の恩恵を受けられると思いませんか。つまり、例えば日本という国は経済成長率も低く、今後の人口減少によって消費は落ち込んでいく可能性が高いです。しかし、国内だけでなく、世界のマーケットで営業を行っている日本企業は、日本国内だけでなく世界の経済成長の恩恵を受けられるのです。

 

更に言えば、ジェレミーシーゲル氏の言う成長の罠にあるように、高い成長率の企業や国が、高い利回りをもたらしてくれると限りません。新興国は基本的にコストやリスクも高く、知らない知らない企業ばかりです。

 

自分が理解できないところに、自分の大切なお金を投資できますか?