NOVEL TAILOR Elsyu 〜ノベルテーラーエルシュ〜

当ブログは、電子書籍を通じて読む人の一助を目指すものであります。

死は希望だ

リーガル・ハイというドラマをご存知でしょうか。堺雅人さんが主演するコメディドラマです。弁護士である古美門研介が依頼人を無罪にするためにあの手この手で活躍する話でして、基本的にはコメディなのですが、所々で鋭いメッセージ性もあり、考えさせられるドラマでもあります。

 

その中で、二期のテレビスペシャルでの話。医療過誤をテーマとした話。

 

原告の病気になった夫は、医者から画期的な新薬があるが、副作用もなくはないものだという薬を投与するか問われ、このままではどのみち命はないと新薬投与を承諾します。

 

その薬は、統計では治る可能性が35%、死亡する可能性は1.3%という、リスクがないわけではないものの治る可能性が高い新薬だったわけですが、結果的にその夫は心筋梗塞で亡くなってしまいます。

 

このことに対し、その医者も不遜で横暴であったことから医療過誤だと訴えられたわけです。その後いろいろとあるのですが、ラストシーンで古美門研介のセリフが印象的です。

 

「進歩と引き換えに犠牲を要求してきたのが科学だ。」

「じゃあ犠牲者はどうなる!」

「気の毒だ」

「それで済ますのか!?」

「済ますしかない」

「残された人間の悲しみはどうなる!彼女がどんな思いで生きてきたと思ってる!この先どんな思いで・・・」

「死んだからこそ意味があるんだよ」

「なんだと?」

「死は希望だ」

「ふざけるなっ!」

「その死の一つひとつが医療を進歩させてきた。現代の医療はその死屍累々のしかばねの上に成り立っている。誰しも医学の進歩のためには犠牲があっても仕方がないと思っているはずだ。その恩恵を受けたいからね。しかし、その犠牲が自分や家族であるとわかった途端にこう言うんだ。話が違うと。なんで自分がこんな目に合わなければいけないんだ。誰のせいだ。誰が悪いんだ。誰を吊るし上げればいいんだ。教えてやるよ、訴えたいなら科学を訴えろ。あなたのご主人を救えなかったのは現代の科学だ」

「そんなことできるわけ無いだろ!」

「だったらせめて狂気の世界で戦い続けるものたちの邪魔をするなっ!」

 

以上抜粋でした。

 

これはドラマですが、現実にこれと似たようなことは世界中で起きているのだと思います。まだまだ難病や満足に治療ができない分野というのは多く存在するのでしょう。こうした患者さんを助けることができるのはヘルスケアセクターに属する製薬会社などの医薬品会社です。

 

ヘルスケアセクターだけに投資しているわけでは無いですが、投資をするからにはやはりこのような世界中に必要とされる分野を応援していきたいものです。