The LOP REX-hatena version-

地方銀行と証券会社で働く筆者のお金にまつわることを発信するブログです。

今年一年、ご来訪された皆様へ、誠にありがとうございました。

一年の締めくくりなのでご挨拶をさせていただきたいと思います。

 

このブログは開設したのは結構過去に遡るのですが、自分自身ブログで何を書いていきたいのか、方向性が掴めないまま適当にたまに記事を投稿するという程度でした。

 

そのため記事の品質も低いものも多く、駄文も多くあると思います。現在はその修復をしつつ本格的なブログ運営を見据えて立て直し中といったところでしょうか。

 

ここから先はどーでも良いお話が続くので読み飛ばしていただいて構いません。今後のこのブログと心境を書き留めておこうと思った次第です。

 

私は今とある地方銀行の提携証券で働いています。とはいえあくまで籍は銀行にあり、私自身も銀行員です。あくまで社命で証券会社にいるという形をとっています。

 

はっきりいって、この業界は落ち目です。落ち目というか、沈みゆく船でしょう。間違いなく沈んでいっているのが目に見えてわかっており、あとはいつ沈没するのかというったところまで来ていると思います。

 

会社は若手をゆっくり育てている時間はないでしょうし、ある程度世の中が分かってきた若手社員は次々と退職をしています。ここ最近は加速度的に会社を辞めている人数が多くなっている気がします。

 

沈没しているのが分かっているのですから、そうなるのは当たり前です。そしてさらに問題なのは、会社は余裕がなくなってきたので収益重視になってしまっているということです。

 

かんぽ生命や郵便局での詐欺まがいの事件からもわかります通り、金融機関にはあまり猶予がないのです。融資利息もあまり取れないので投資信託や外貨建て保険で手数料をとるしかなく、顧客の利益は後回しの販売体制です。

 

郵便局やかんぽ生命が話題になってしますが、はっきりいって他の銀行も証券会社も保険会社も大体は同じくらいしょうもない営業ばかりで世の中の役に立っているとは思いません。

 

あまりに証券営業の酷さに証券会社出身の人にこの仕事の価値は何かと聞いたことがあります。答えは「高齢者の滞留した預金を社会に促すこと」というものでした。それは確かにそうかもしれませんが、そうであれば詐欺も結果は同じでしょう。やり方がどれだけ悪どいかの違いしかありません。

 

中にはお客さんに利益をあげさせることだと真っ当に聞こえる事を言う人もいますが、果たしてそう言う人たちがどれだけの利益をお客さんに提供できたかについては疑問を抱かざるを得ません。

 

今後もこのブログで発信し続けてはいきますが、この世界の営業は本当に特殊で、本当に腐っています。成績の良い人ほどあの手この手で手数料を稼いでいる人間が多いです。どこの世界もそうなのかも知れませんが、金融機関の営業に関していえば銀行よりも証券の方がやり方がえげつないと感じます。

 

この仕事をしているとお金や利益や損失といったものにばかり意識がいってしまいますが、金融商品は本来増えた減ったで一喜一憂するためのものではありません。資産を運用すると言うことは、相場の動きでギャンブルをすることではありません。この点を理解していない人がほとんどです。

 

逆に証券マンと呼ばれる人間は、頻繁な売り買いが資産を毀損する可能性を高める事を知っています。それは経験として、お客さんが実際に損をしているところみてきているからです。

 

意外に証券マンと呼ばれる人たちは、自分で株式の売買をしていない人も結構いるのです。法律の問題で自由に売買できないからと言うこともあるのでしょうが。頻繁に売買したたりせずにずっと持ち続けている方が利益が出る事を知っていますが、彼らの上司や支店長がそれを許さないそうです。

 

私はこんな不条理な世界にいつまでも居たくないので、こうやってブログ記事を書きながらWEBライターを目指して勉強しています。最近は投資からお金にテーマが変わり、そこから人生や幸福といったものもテーマに色々な角度から勉強しています。この場で今後も自分が学んだ知識を発信し続けられれば良いなと思います。

 

長々と書き綴ってしまいましたが、来年もよろしくお願いします。コンテンツを増やし、カテゴリーを整理して、わかりやすくて見やすいブログ作成に努めてまいります。