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地方銀行と証券会社で働く筆者のお金にまつわることを発信するブログです。

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

分散投資よりも集中投資を

ここ最近のトレンドというわけではないのでしょうが、幅広く分散してリスクを抑えるインデックスファンドへの投資が好調です。 効率的市場仮説に基づき企業ごとのあらゆる材料や情報は瞬時に株価に反映されるためいちいち人件費をかけてまで企業分析をする必…

株式市場の動きや金利の上下はノイズに過ぎない

最近、ソフトバンクグループの会長兼社長である孫正義氏が発言した言葉であります。 これと同じようなことはよくバフェット氏も語られています。 彼らのような長期目線で投資活動を行う投資家にとって、短期的な株式市場の動きやマーケットニュースは瑣末な…

2019年8月13日の市況

国内取引はお盆週間というのもあるが依然として薄商いが続き、株価は軟調です。 為替は基本的に中期的な円高基調は変わらないでしょう。マクロ的なベースで考えれば、長引く米中問題により世界の経済成長の鈍化は各国の利下げを見れば明らかでしょう。これに…

効率的市場仮説

投資信託の世界にはアクティブ運用とパッシブ運用があります。 アクティブ運用を行う投資信託をアクティブファンド、パッシブ運用を行う投資信託をインデックスファンドと呼んで分けて言います。これら両者の主張は昔から行われていますが、統計では長期にな…

CAPM(資本資産価格モデル)

現在の資産運用業界では、「リスク」という言葉をそのままの意味では使いません。 一般的にリスクというのは、危険、予想の出来ない事象の発生する可能性などを指します。ですが投資の世界で言うリスクと言うのは、ボラティリティとイコールに扱われています…

ROE

企業の財務分析に使用される代表的な指数の一つであり、企業が自己資本を使ってどれだけの利益を生み出したのかを調べるものです。 バフェット氏もこの数値は重要な指標であると話しています。アナリストは一般的にEPSがどれだけ伸びているか、コンセンサス…

PER

株価の割安性をは測る指標の中で、最も知名度の高い指標の一つがPER(ピーイーアール)です。正確にはPrice Earning Ratioの略で、利益の面から見た株価の割安性を検討するときに使います。 この指標を計算するためにはEPS(一株あたりの当期純利益)を知ってお…

PBR

PBR(ピービーアール)というのは、株式を評価するための代表的な指標の一つで、正確には株価純資産倍率(Price Book-value Ratio)と呼びます。 これは企業の純資産(資産総額から負債総額を差し引いた資産合計)に対してどれだけ今の株価が割高かを表すものです…

フランチャイズとコモディティ

かの投資家ウォーレン・バフェット氏は、ビジネスの世界を大きく二つに分けているという。非常に優れた少数の企業と、大多数の買う価値のない企業であり、前者をフランチャイズ、後者はコモディティと呼んでいる。 言わずもがな、投資先として選ばれるのはフ…

本日の市況

2019年8月2日の市況は、国内外ともに軟調な値動きのまま終了しました。 日経平均は21,087円と前日比▲453円と大きく下落しました。一時は21,000円割れを見せるほどの弱さを示していましたが、なんとか21,000台はキープして終わったというところですね。 日中…