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地方銀行と証券会社で働く筆者のお金にまつわることを発信するブログです。

米国株式を買うならどの証券会社が良いのか。

昔は国内株式をよく売買していましたが、今は立場もあるので投機的な売買や証拠金取引はできません。会社を辞めたら思い切りやろうとは思っているのですが、それまではお預けです。

 

ただ、現物投資そのものは禁止されているわけではないので長期目線で株式保有は続けています。業務のみで株式に関わっていると仕事以外での関心が薄くなりがちなので、自分でもやはり運用はしておいた方が相場の感覚を忘れないで済みますしね。

 

現在はアメリカの会社にしか投資をしていません。NISAも一応使っていますがこれも米国株式インデックスファンドに投資をしており、特定口座では米国株式で運用しています。

 

どこで米国株式を運用するとお得なのか、というのは投資家にとっては大きな問題でしょう。投資家は常にコストを意識するべきだと思いますので、払わなくても良い費用は極力避けるべきです。

 

基本的に、対面取引はネット取引には勝てません。これは間違いない事実です。人件費や店舗運用費がやはり大きいでしょう。システムだけで良いネットと違い店舗型はたくさんの費用がかかります。

 

じゃあ店舗型のメリットってなんなのかと聞かれると、これが実際はそんなに無いんですよね。もちろん中には相場にずっと関わってきたことで株式の動きをある程度理解できる人はそれなりにいますが、証券マンでも相場を読めない人はいっぱいいます。

 

そういう営業員は数字のことしか気にしていないので、会社から売れと言われた商品を売ったり買わせたりしているので、あまり相場の機微に疎かったりします。

 

そもそも論ですが、相場で戦っていくのに売買の判断を他人に預けるというのは、戦場で武器も持たずに戦地に赴くのと同じでは無いでしょうか。自分の戦う力を他人に頼るというのは如何なものかと思いますし、自分で判断できない人は最終的に損失で終わることが多いです。

 

それはさておき、主要ネット証券というとSBI証券楽天証券マネックス証券があげられると思います。最近これら3社は米国株式取り扱いに際して最低手数料を撤廃しました。

 

最低手数料というのは、約定する株数にかかわらず、最低でもこれだけは手数料としていただきますという下限の手数料です。現在はどこの会社も0ドルです。また、約定手数料も現在はいずれの証券会社も0.45%です。最大でも20ドルですので日本株式ほどでは無いにしろ、手数料はかなり安くなってきていると言えます。ちなみに勤務会社の手数料はこの何倍もしますけど。酷いもんです。

 

手数料関係では基本的にどこも同じなのですが、SBI証券では貸株制度があります。これは他の2社には無いサービスのはずです。貸株制度には色々な制約もありますが、株式を長期保有を前提で保有する場合には少しでも利回りを上昇させる効果があるのでメリットはあります。

 

残念ながら私は現在SBI証券に口座がないので貸株制度は利用できていませんが、ゆくゆくは口座開設したいなとは思っています。

 

ちなみに基本的に米国株式に投資する場合には手持ちの円は米ドルに両替する必要があります。ネット証券の両替手数料は片道25銭です。ただSBI住信銀行では4銭で両替するサービスがあるようです。

 

ちなみに私が働いているところは50銭です。うーん、対面証券はどこもこんなレートですが、往復では50銭の差が生まれます。これは決して安い手数料ではないと言えると思います。

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