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地方銀行と証券会社で働く筆者のお金にまつわることを発信するブログです。

THE LOP REXへご来訪頂きまして、誠にありがとうございます。

初めまして、数あるブログの中から当ブログを御来訪いただき、誠にありがとうございます。当ブログは、私の今までの人生や生活の中で学んだお金にまつわるあらゆる物事を記録し、また発信する場として立ち上げたものになります。

 

改めまして、このブログを運営するH.Kelsyuと申します。

ここでは簡単にelsyuと表記させていただきます。

 

とある地方銀行の従業員で働いているのですが、現在は人事異動により期限付きで提携証券会社に在籍しております。銀行員の時から資産運用に関わる仕事をしてまいりまして、金融商品を売る側の悲しい現状に辟易してきました。

 

銀行では基本的に資産運用系の商品群のことを預り資産とよびます。銀行で主に販売できる商品は「投資信託」或いは「保険」が主です。

 

正確には「個人向け国債」や「外貨預金」の類の取り扱いもありますが、個人向け国債は運用元である日本国債の利回りが低すぎて利回りが下限(0.05%)となっており全く魅力が出ず、また営業員の手数料もほぼほぼ入ってこないので積極的に販売されることはありません。

 

外貨預金は円預金よりも高い利回りを期待することはできますが、入り口と出口で為替手数料が発生するので、あまり効果的な金融商品とは言い難い部分があります。例えばアメリカドルの外貨定期預金を作成する場合、片道50銭の為替手数料が発生します。これはおよそ0.5%の手数料を支払うことを意味します。

 

為替手数料は往復でかかりますので1円の手数料が発生します。つまり1%の為替手数料が発生することになります。これに対して、記事作成時点(2019年12月22日)での勤務している銀行のアメリカドル1年もの外貨定期預金の金利は0.8%ですので、単純に金利だけで考えれば1年間では手数料を取り戻すこともできないのです。

 

投資信託も大手ネット証券は購入手数料を無料にしていますが、対面式の銀行や証券取引においては平気で2~3%の手数料がかかります。対面取引のコストがネット取引のコストに勝つことは不可能です。

 

ネット取引では自身で全てを判断しなければいけないですよ、それに比べて対面取引であれば色々なアドバイスを受けられます、と言うのが対面型の言い分ですが、はっきり言ってそのアドバイスとやらの大半は何の役にも立ちません。それらは全て自分たちの手数料のためのアドバイスなのですから。

 

このような人の役に立たない仕事に嫌気がさし、webライターを目指して今はブログ作りに励んでいます。

 

当ブログではとりわけ「お金」に関する記事を色々な見方で発信していきたいと考えております。資産運用の観点からもあれば、お金の本質のようなちょっと哲学的な考え方まで色々な人の考え方も紹介しつつ、自分でも読み返してためになるブログを作っていきたいと思っています。

 

投資の勉強をしていると、投資で生かされる知識って人生にもそのまま適用されたりできるんですよ、これが面白いところです。

 

リスクを負えないなのであれば、リターンを求めるべきではない

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