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地方銀行と証券会社で働く筆者のお金にまつわることを発信するブログです。

あなたの人生は30,000日

成功するための一番の近道は、成功者に学ぶことです。

色々な成功者のスピーチやインタビューなどを聞いていると、自ずと大抵の人たちは言葉や経験は違えど共通というか、似たような話をしています。

そう言ったことことがおそらく、人生を歩んでいく中で最も大切なことだと気づいたからこそ、他の人たちには教えようとしてくれているのだと思います。

 

今日はドリュー・ヒューストンという方のMIT卒業式の時のスピーチで心に刺さった言葉を紹介します。ちなみにこの方はDropboxの創業者です。スピーチでは他にも色々と良いことを話されていましたが、個人的に最もぐさりときた言葉です。

 

人生で心配なことだらけで悩んでいた当時、眠れずインターネットをしていたらこんな言葉を見つけたそうです。

あなたの人生は30,000日

最初は深く考えなかったそうですが、自分の年齢に365日を掛け算すると、当時の彼は9,000日近く終わってしまっていたそうです。その時、自分は何をやっていたんだと思ったそうです。これはまずい、今後の準備をノロノロやっている場合じゃないと感じたということです。

 

これは人生をおおよそ82歳までと仮定しての計算です。ご自身の年齢に365日を掛け算すれば、人生の何日を消化してしまったかが分かります。

 

もちろんこの数字は仮定の話ではあります。もう少し長生きするかもしれないし、途中で事故や事件に巻き込まれて終わってしまうかもしれない。それはどうなるかはわからない。ただ間違いないのは、いずれにせよ終わりの時が来るということです。

 

自分の残りの時間も、この計算をしてみるとゾッとしてしまいます。自分はこれだけの時間を、一体何に使ってきたのだろうかと。

子供の頃の私には夢がありました。今もその目標は見失っていないつもりですが、社会人になり、サラリーマンになったことで日々会社の指示に従って働くだけの毎日です。朝早く起きて仕事に行き、仕事中は忙しさにもあり自分の人生の今後など考えている余裕はありません。

 

仕事が終わり、疲れて家に帰る頃にはまあまあいい時間です。その後夕食を摂り、風呂に入り、歯を磨き、やることやってさて自由な時間だとなる頃には夜も更けている時間帯。なんだかんだで精々1時間もすれば眠くなってくる。

 

やれることなど限られてしまう。結果として将来の目標とは関係ないことで時間を潰してその日を終える。そしてまた明日が来る。その繰り返し。平日は土日休みをめざしてただひたすら働き、休みの日は疲れて思うような時間が取れない。

 

そうやって時々物思いにふける程度で日々を過ごし、気づけば遠いところまで来てしまっている。そういう人、私以外にもいるのではないでしょうか。

もし自分にはやりたいことや興味があることがあって、でも今の生活はそれとは全然異なった方向を歩んでいると気づいている方は、この計算をしてみてください。

きっと考えたり悩んでいる時間がないことに気づくと思います。